お題:

保健室の先生

部活動、足の怪我。


夕刻、部活動の練習中に派手に転んでしまった。

深い傷ではないが、広く擦りむいてしまって血が止まらない。

顧問の先生に判断を仰ぐと、水で洗って砂を落として、保健室へ行ってこいと言う。

多分、この時間ならまだ保健の先生もいるだろうと。

あとは、大事をとって今日は休めとのこと。

血がたれてくるので、応急処置的にガーゼをあててテープで止め、

そのまま保健室へと向かう。


「はーい。」

ノックをすると、返事が帰ってくる。

失礼しますと言って、部屋に入る。

一応、クラスと名前、擦りむいてしまったことを伝える。


保健の先生は、20代後半くらいのお姉さん。

例によって、上から白衣を羽織っている。

漂ってくる消毒液の香りと相まって、保健室独特の雰囲気を感じさせられる。

保健室には滅多にゆくことはないので関わりは薄いが、

普段からマスクをしているようで、素顔の印象があまり残っていない。

今日も、顔の多くを白い大きなマスクで覆っていて、目以外から表情を推察できない。

デスクワークを中断すると、こっちへやってきて屈んで患部を見る。

「あら、派手に擦りむいちゃったね。」

うっすら血の滲んだガーゼを見て、顔をしかめる。

「そこ座って。」

そう言って、ベッド脇の丸いすに着席を促される。

「ちょっと準備をするから、そこの紙に簡単でいいから怪我のこと書いといてくれないかな?」

要は、記録みたいなものらしい。

クラス、氏名、症状、原因、場所、時間等々、簡単に記入する欄が設けられている。

その間に、消毒液とガーゼ、包帯といったものを用意しているようだ。

「書き終わったかな?」

先生は道具一式を持ってきて、ベッド脇に腰掛ける。用紙を渡すと、ざっと目を通す。

「ふんふん、いいかな。じゃあ、擦りむいたところ見せてね。」

再びかがんだ姿勢になって、患部のガーゼを外す。

「あー、大きく擦りむいちゃったね。ちょっと消毒するけど、しみると思うけど、耐えられなかったら言ってね。」

ピンセットで脱脂綿を消毒液につけると、それで傷口を軽く撫でるようにぽんぽんと押し当てる。

耐えられないほどでなはいが、擦り傷がぴりぴりと痛む。

「どう?しみる?」

上目遣いで見てくる先生。

位置的には先生の顔がちょうど僕の膝辺りにある。

少し自分が動けば、あるいは口に含ませることができるわけで、

そんな思春期男子特有のいかがわしい妄想が頭をよぎると、

思わず勃ってしまった・・・。


そう言えば、先生の顔をこんなに間近で見たことなかった。

美人系のちょっと濃い顔のつくり。ぱっちりとした二重に切れ長の瞳。

セミロングのへあーは、教員らしからぬダークブラウンに、わずかにパーマをかけている。

更に、医療用のマスクなのだろうか、

蛇腹のそれとは違って、僅かに顔のラインが浮き出るほどにぴっちりフィットしていて、

一日中つけていたせいなのか、唇のあたりを中心に僅かに黄色い染みができているように見える。

まるで下着に恥ずかしい染みをつくっているかのようで、妙に扇情的に感じられて、

節操のない下半身がぴくぴくと、震えを止めない。

「・・・どうしたの?」

どれだけの時間そうしていたのかはわからない。

じっと見続けていたせいなのだろう、先生からの声ではっと我に返る。

いっ、いえ、などと口ごもり、思わず赤面して、顔をそらしてしまう。

「・・・変なの。」

そう言って少し笑いながら、患部の処置を続ける先生。

ガーゼをあてて上から透明な防水テープを貼ると、

念のためか、軽く包帯を巻いて、ずれないように固定する。

「はい、おしまい。貼ったところは、はがれなければそのままでいいから、ずっと痛むようだったら病院へ行ってね。」

これで終わりだと、ふとももに軽く触れられる。

「顧問の先生にはわたしからも伝えておくけど、練習終わってないようだったら、一度顔を出してから帰りなさいね。」

そう言って、デスクワークに戻ろうと背を向ける先生。

「・・・なに?まだなにかあるのかな?」

一向に立ち去る気配のない感じを察して、か一度背を向けたこっちに向き直って、ベッドに腰掛ける。

タイトスカートから伸びる、肉付きの良い黒パンストに覆われた脚。

位置的にはベッドのほうが僅かに高い位置にあるせいか、

脚を組み替えれば、足の付根の秘所までばっちり見えそうだ。

先生は、僕の全身を品定めするかように、上から下までじっと見つめる。

「・・・ふふっ、他にも治療しなくちゃいけないところがあるみたいだけど?」


入り口の札をクローズに変えると、扉の鍵を締め、部屋中の遮光カーテンを閉める。

念には念を入れて、ベッド周りのカーテンも閉めて、誰にも邪魔をされない空間をつくってしまった。

先生は先程と同じくベッドに腰掛けると、上半身を預けるように、じっと顔を近づける。

「どこ見てたのかなぁ。胸?脚?それとも・・・マスク・・・だったりして。」

先生の顔が間近にある。

香水か、あるいは髪の毛から漂うシャンプーの香りか定かではないが、

大人の女性独特の香りと熱気で頭がくらくらしてくる。

まつげの一本一本がわかる距離、瞳の中が覗けるくらいの距離。

顔にぴっちりと張り付いたマスクの繊維ひとつひとつが見えるくらいに。

喋るたびに、マスク越しに浮き出た唇が生き物のごとく、もそもそと動く。

大人の女性の濃厚な混じって、マスク越しに、わずかに香ばしい匂いが漂ってくる。

一日中喋ったであろうマスクには、口の部分に僅かに黄色い染みができており、

匂いととともに、はっきりと確認できた。

「・・・やっぱりマスクなんだね。」

熱い吐息とともに、妖艶な笑みを浮かべる。

「一日中マスクをつけてるとね、ほら、こんなに黄ばんできちゃうの。くさいでしょ?かわいいあの子だって、きれいなあの人だって、着飾ったりごまかしたりしてるけど、外せば、みーんなこんな生々しいにおいを放ってるんだよ?」

そう言いながら、ズボンの上から膨れた股間をまさぐってくる。

思わず声が漏れてしまう。

「マスクのにおいに興奮しちゃったのかな?ふふっ、かわいい・・・。ほら、目をそらさないでよく見て?新品の優しい匂いのした純白のマスクがね、どんどん汚く染まってくの。わたしのにおいで。自分の出したくさいにおいがマスクに染み付いて、嫌なはずなんだけど、だんだんそれが心地よくなってきてね。こんなくさいマスクをしているわたしが恥ずかしい。それが、とっても、気持ちいいの。わかる?」

股間をまさぐる手を止めることなく、黄ばんだマスク越しに浮き出た唇が、もそもそと言葉を紡ぐ。

独白のごとく吐き出される歪んだ性癖。

マスク越しに吐き出される吐息が熱となって、伝わってくる。

マスク越しのにおいが強くなる。

乱暴にまさぐられた股間からは、

いつの間にかぐっちゃぐっちゃと粘性の液体を帯びたのような音がする。

それでも、まさぐられているだけでは絶頂は訪れない。

女の熱気に包まれて、出したくても出せないもどかしさに身震いがする。


「凄い、ズボンが先走り液でグチョグチョだね。」

そのままズボンがおろされる。

まさぐられた股間のイチモツは、今にも破裂しそうなくらいにビンビンに反り立っている。

今にも、強力なポンプで排出してしまいたいくらいにびくんびくんと波打ちと止めない。

先生は一瞬驚くような顔をするも、すぐにとろけるような表情に変わる。

「ふふっ、びんびんだね。」

ちょんちょんと、指先でイチモツをつつく。

「・・・でも、ちょっと刺激が足りないかな?」

先生はそう言って、ブラウスのボタンを3つほど外す。

押し込められていたものが開放されたかのように、ゆさっと揺れて現れた豊満な胸の谷間。

下に僅かに黒いブラが覗く。それを手で持ち上げ、ゆさゆさと揺らす先生。

「どう?おっきいでしょ?思春期の男の子には刺激が強いかな?」

いっぱいまで膨張したイチモツが悲鳴をあげて、ガクガクと体が震える。

黄ばんだ染みのついたぴっちりマスクに唇の形を浮き立たせて、胸の谷間を晒す白衣のお姉さん。

そんな不可思議な光景なのに、刺激が強すぎて、快感が止まらない。

「すご~い。おっぱい見せただけで体が震えちゃってる。おまけだから、見るだけだよ?」

パイズリはなしとの宣告。生殺しとはこのことだ。

「時間がないからすぐに逝かせるからね。」

そう言って、手淫をはじめる先生。カウパー液を陰茎になじませるように優しく全体に伸ばし、

足りなくなったら、鈴口をくりくりして、潤滑液を足す。

その刺激に思わず声が漏れてしまう。

「う~ん、ちょっと滑りが悪いかなぁ。」

あまり滑りが良くないのか、手淫を続ける先生は不満げに顔をしかめると、マスク越しにクチュクチュと口内を動かす。

ぴっちりと張り付いたマスクは、その唇の動きに追従するように、もごもごと動く。

そんな光景に興奮したのか、そりたったイチモツは、びくびくと痙攣を繰り返し、

そのたびに先生は嬉しそうに目を細める。

十分な用意ができたのか、先生はマスクを顎にずらすと、顔をイチモツに近づけ、唾液を垂らす。

すぐにマスクを顔につけなおして、念入りにフィッティングをする。

唾液でぐちょぐちょになった陰茎を、手淫で数回ピストンして、

ぐちゅぐちゅと手応えを確かめると、こんなものかな、とつぶやく先生。

しゅっ、しゅっ、しゅっ、徐々に早くなってゆく手淫。

「ふふっ、どう?気持ちいい?」

ビクッ、ビクッと体が震える。

思わず腰が浮き立ってしまうほどの快楽。

今、出したら、どれだけ気持ちのよいものなのだろう。

しかし突然、手淫が止まる。

止まったにも関わらず、がくっ、がくっと痙攣が止まらない。

僅かな刺激で漏れ出してしまいそうだ。

「ん~・・・。」

少し不満げに眉間に皺を寄せる先生。

「ほら、ベッドに座って?」

何かを考える素振りをしたあと、唐突に移動を促される。

今度は先生がベッドの上に移動して、後ろから先生に抱きかかえられる形になる。

胸と股間が体に密着する。

視覚的に胸の谷間が見えなくなるが、代わりにその感触が強く押し付けられる。

股のほうも、水気を帯びているようで、密着した部分から湿り気を感じる。

そして、密着した先生の香りが強くなる。

「こっちを向いて?」

肩口から覗き込むように顔を出す先生。そっちに顔を向けるよう促される。

黄ばんだマスクに覆われた顔が間近にある。

唇が浮き出たマスク越しの吐息も熱気もにおいも、すべて生々しく感じられる距離。

「こうすればマスクの匂いが嗅げるでしょ?」

耳元でささやかれる。

「続きを、しましょ。」

再び、ゆっくりと手淫がはじまる。

それだけではなく、後ろから抱きしめるような形になっている先生は、

股をこすりつけるように腰を状せさせている。

「ほら、マスクの匂い、嗅いで?」

「こんなに近くなんだよ?浮き出た唇も、恥ずかしい黄ばんだ染みも、じっくり見て?」

「逝きなさい、わたしのマスクの匂いを嗅ぎながら、逝きなさいっ!!」

先生は陰茎をしごく手を早める。やばい、出る、出るっ・・・!!!


陰茎が激しく上下を繰り返し、飛び上がるように、のけぞるくらいに腰が浮く。

制御を失った陰茎は、そこらじゅうにほとばしる性欲を撒き散らす。

気持ちいい・・・気持ちいい・・・。

ひととおり、撒き散らし終えると、そのままベッドに倒れ込む。

倒れても痙攣は止まらない。

「凄い、飛んだね・・・。」

想像以上の大惨事に、先生も少し引いてしまっているようだ。

「はぁ~・・・どうしよう、これ・・・。」

自分がまいた種とは言え、そこらじゅうに飛び散った惨状にため息をつく先生。

まだ痙攣がとまらない僕をおいて、清掃用具をとりにゆこうとしているようだ。

しかし、一度背を向け歩き出した先生は、何かを思い出したかのように突然立ち止まり、

こちらへやってくる。

「きみは落ち着くまでゆっくりしていていいからね。」

マスクをつけたままの顔を近づけると、浮き出た唇ごしにそう言う。

そして、ゆっくりとマスクをとると、黄ばみ具合を確認して顔をしかめ、

顔に近づけてにおいを嗅いで、さらに顔をしかめる。

「我ながらこのにおいはないわ・・・女としてどうなの・・・?」

そんなつぶやきが聞こえる。

そして、再び近づいてきた先生は、とったマスクを僕の手に握らせると、そっと耳元で囁く。

「それ、あげるね?好きに使っていいよ?」

先生の素顔は、マスク越しに違わず美人で、

最高のおかずを手に入れた今、

帰ってからのお一人様を妄想するだけで、はちきれそうだった。